2019年3月13日更新
【日時】 | 2019年5月17日(金)午後7時~9時 |
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【テーマ】 | ◆営業秘密侵害への実務対応 退職者による秘密情報持ち出しへの対応 営業秘密侵害訴訟の実務 ◆秘密情報の保護について 不正競争防止法の可能性と限界 他の知的財産法、契約の可能性と限界 ◆新たな保護類型~限定提供データの保護(平成30年法改正) |
【概要】 |
ヒト・モノ・カネの移動に国境がなくなりグローバル競争がますます熾烈を極める今日、日本が国際競争社会で勝ち残っていくためにも、個々の企業が独自の技術その他の営業秘密(ノウハウ)を戦略的に保持し、活用することが不可欠です。 そこで本講座では、日本の最新の不正競争防止法に焦点を当てつつ、企業が採るべき営業秘密の流出防止策を具体的に説明してまいります。 特に、営業秘密侵害の多くは、役員・従業員が退職に際して情報を持ち出して転職・起業する事案であり、かかる退職者による秘密情報の持ち出しに対する訴訟対応を含む現実的な対応策について、講師自身の実務での経験も踏まえ概説します。また、秘密情報の保護というと、不正競争防止法に基づく営業秘密としての保護のみが着目されがちですが、実際にはそれ以外にも、契約に基づく保護、著作権に基づく保護、特許権に基づく保護、といった方策もあります。そこで、こうした他の法的根拠等に基づく保護の可能性と限界について概説し、さらには、平成30年不正競争防止法改正により(営業秘密としては保護されない)「限定提供データ」の不正取得等の行為が新たに不正競争行為に位置づけられることについても、その保護範囲を概説します。 |
【講師】 | 波田野 晴朗 弁護士 TMI総合法律事務所 |
【会場】 | 東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター 5階501 JR山手線・京浜東北線 田町駅から徒歩1分 都営地下鉄浅草線・三田線 三田駅から徒歩5分 |
【定員】 | 30名程度 |
【会費(税込)】 | 3,000円 |
【お申し込み方法】 | 「お問合せ」をクリックし、フォームに記入のうえ、送信下さい。 |
GLOBAL BUSINESS KNOWLEDGE SUPPLY 代表 石川 文夫