2018年1月11日更新
【日時】 | 2018年4月20日(金)午後7時~9時 | |
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【テーマ】 | 「独占禁止法とビッグデータの最新動向」 | |
【概要】 | 昨年、施行70周年を迎えた独占禁止法(独禁法)をめぐるいくつかの大きな動きがありました。中でも、裁量型課徴金制度導入に関する「独占禁止法研究会報告書」(独禁研報告書)、及び、ビッグデータの独禁法上の取扱いに関する「データと競争政策に関する検討会報告書」(BD報告書)は、報道でも大きく取り上げられ、各界の注目を集めています。 近々独禁研報告書の提言に基づく法改正が見込まれており、公取委の判断で課徴金の金額が変動する「裁量型課徴金」が課徴金制度史上初めて導入されるかもしれず、秘匿特権(弁護士・依頼者間の秘密保護制度)の位置づけも重要な論点となっています。 また、データの収集及び利活用に関して独禁法を適用する枠組みを示したBD報告書では、「第4次産業革命」とも言われる近年のビッグデータ、AI(人工知能)、IoT(Internet of Things・モノのインターネット)等の普及・高度化に伴う競争政策上の課題が幅広く検討されており、ビッグデータの利活用を考える上で必須の内容です。 本講座では、これら二つの報告書について経済誌に寄稿するなど造詣の深い講師が、まず独禁法や課徴金制度の基本事項を確認した上で、独禁研報告書及びBD報告書について解説し、更に、法改正の動向やビッグデータに関する独禁法以外での最新の議論についても言及します。 |
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【講師】 | 雨宮 慶 伊藤見富法律事務所(外国法共同事業 モリソン・フォースター外国法事務弁護士事務所)パートナー弁護士。 独占禁止法(競争法)、商品販売/ブランド/流通政策、コンプライアンス/内部調査などを主に取り扱う。近時はビッグデータ、医療情報をはじめとするデータの取扱いや製薬業・再生医療に関する法律問題、内部調査などにも積極的に取り組んでいる。競争法をはじめ各種の著作、講演、社内セミナー等多数。 |
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【会場】 | モリソン・フォースター東京オフィス 千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング29階 |
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【定員】 | 20名程度 | |
【会費(税込)】 | 3,000円 | |
【お申し込み方法】 | 「お問合せ」をクリックし、フォームに記入のうえ、送信下さい。 |
GLOBAL BUSINESS KNOWLEDGE SUPPLY 代表 石川 文夫