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2019年7月8日更新

第58回 「Legal Enhancement Expert Program Academy」

【日時】 2019年10月11日(金)午後7時~9時
【テーマ】 「個人情報保護法改正の行方と最近の個人情報漏洩事案についての考察」
【概要】 個人情報保護法が平成29年に大幅に改正されましたが、その後、個人情報を巡って、技術的側面や社会的側面において、急激な変化が進展しており、今後、その傾向は更に強まるものと見込まれます。
最近では、セブンイレブン・ジャパンが7月1日から開始した、決済サービス「セブンペイ」で不正アクセスが相次いだ問題で、他人のセブンペイで商品を購入しようとしたとして、中国人の男2人が警視庁に詐欺未遂容疑で逮捕されています。不正アクセスの被害は7月4日午前6時時点で、合計約900人、約5500万円に上ると報道されています。(7月5日新聞報道による)
このような状況において、平成29年の改正法の附則においては、政府は、この法律の施行後3年ごとに、個人情報の保護に関する国際的動向、情報通信技術の進展、それに伴う個人情報を活用した新たな産業の創出及び発展の状況等を勘案し、改正個人情報保護法の施行の状況について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて所要の措置を講ずるものとされました。
この規定を踏まえて、個人情報保護委員会は、3年ごとの見直しについて具体的な検討を進め、平成31年4月25日「個人情報保護法 いわゆる3年ごと見直しに係る検討の中間整理」を公表致しました。
また、本年6月末に開催されたG20における「大阪宣言」において、プライバシーなどの課題に対処し、信頼性のあるデータの自由な流通を促すことが安倍総理から宣言されました。
そこで、本講座では、この中間整理の内容について説明を行いながら、今後の個人情報保護法改正の行方、及び最近発生した個人情報の流出に伴う事案についても可能な範囲でお話をしたいと思います。
【講師】 植松 祐二 弁護士  田辺総合法律事務所

Web site
田辺総合法律事務所

【会場】 東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター 5階501
JR山手線・京浜東北線 田町駅から1分
都営地下鉄浅草線・三田線 三田駅から5分

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【定員】 20名程度
【会費(税込)】 3,000円
【お申し込み方法】 「お問合せ」をクリックし、フォームに記入のうえ、送信下さい。

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GLOBAL BUSINESS KNOWLEDGE SUPPLY 代表 石川 文夫